大量データ高速処理システム『高速機関』
高速機関とは
大量データの高速処理を目的として開発されたメモリ型のデータ処理エンジンです。
データの発生元から基幹システム・分析までをシームレスに連携し、一貫したデータ処理をサポートします。
高速機関の特徴
ディスク配置も可能なメモリ型DB
・データの配置先にはメモリとディスクを併用可⇒全てメモリに載らなくても処理可能
・メモリへの配置(常駐化)指定は、テーブル単位で切り替えが可能
高速なデータ・ローディング
・マルチコアを使用した高速オローディング
・性能比は従来RDBの10倍以上
高速な検索・集計処理
・従来RDBが苦手な「中間一致検索」を高速に実行
・大量データの集計処理も高速に実行
・性能比は従来RDBの数十倍〜100倍
高速かつ柔軟なファイル加工/変換処理
・ストアドプロシージャによる高速なファイルI/Oと、柔軟な加工・変換処理の実装
・各種ファイル操作コマンド(ソート/分割/結合/フィールド変換)を標準実装
データ圧縮
・ローディング後のDBサイズは元データの数分の一に圧縮
SQL/ストアドプロシージャを標準装備
・データの操作にはSQLとストアドプロシージャを使用
・複雑な処理はストアドプロシージャにて柔軟に対応可能
更新処理にも対応
・ストアドプロシージャにてDBの更新処理/トランザクションに対応
・トランザクションログ機能により、障害時にはその直前まで復旧可能
ODBC/JDBCに対応
・APIには、標準的なODBC/JDBCを使用可能
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新機能
どのデータベースも、一つのインスタンスで実行するには性能に限界があります。
高速機関は、今後ますます増え続ける「膨大なデータ」や、求められる「高度な分析」
に対してスケーラブルに対応できるよう、複数の
インスタンスを制御し、並列処理を行えるパラレル機能を備えています。
特徴
・ストアドプロシージャから他インスタンスや外部プロセスを複数・非同期に呼び出す
ことができます。
・データのローディングは各インスタンスで並列に実行可能です。
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高速機関の導入メリット
サービスのリアルタイム性が向上
・一般的にはトレードオフとなるデータの取り込み(ローディング)と検索・集計処理において、両方の高速性を実現
(高速性の両立)これによりデータの鮮度を保ち、より高度な分析によるリアルタイムな情報活動が可能になります。
・バッチ処理のリアル化やレスポンスの飛躍的向上は、これまでのサービスを一変させる可能性を秘めています。高速機関に
よる高速性の両立は「今まで時間が掛かりすぎてできなかった」「本当はやりたいけどできないとあきらめていた」といったより高次な
ニーズや課題にも対応していきます
高いコストパフォーマンスと拡張性
・汎用pcサーバ上でこれまで以上に大量のデータを高速に処理可能
・マルチインスタンスパラレル機能によるスケールアップ、スケールアウト
・バッチ処理時間の大幅短縮や従来システムの集約統合による運用の効率化、メンテナンスコストの削減
・SQL,ODBC,JDBCの標準装備による開発およびメンテナンス効率の維持・向上
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